安城市は徳川家康へと続く松平家ゆかりの地です。
安祥城址公園を詳しく訪ねてみました。
松平家
現豊田市松平町を拠点として、松平親氏にはじまる松平家。
勢力を拡大していき、親氏から4代目にあたる親忠は、文明年間(1469-87)のはじめころ安城城(現安祥城)に入城して、安城松平となりました。
のちに松平惣領家であった岩津松平が滅んでしまったので、安城松平2代目、長親が松平一族の惣領となりました。
その後、信忠、清康(家康の祖父)と四代、約50年にわたり安祥城は松平惣領家の拠点となりました。
家康は松平家としては9代目、安城松平としては6代目にあたります。
画像は左から、Google画像、 17世紀後半に書かれた安祥城、 安祥城址公園案内の看板。
今日でも原型をしっかりと留めていることがよくわかります。
1540~49年、織田信秀(信長の父)と松平広忠(家康の父)が3度にわたり安祥城を奪い合っています。
安祥城、本丸跡
安祥城、本丸跡には大乗寺があります。
安祥城、二の丸跡
安祥城、二の丸跡には八幡社があります。
安城市歴史博物館
安城市歴史博物館が併設されています。
安祥城周辺は案内看板など、よく整備され、徒歩でも楽しめる歴史スポットです。